当社処理剤の特長

当社の処理剤はこれまで当社が培ってきた環境修復技術を応用した商品です。
従来のトイレ処理剤は糞便を単に固形化するだけで、臭気や雑菌を取り除くことはできません。 糞便を白い粉末に変えるものから世界初のタブレット状薬剤で糞便を処理ができるものまで、当社のすべての製品は、震災後のゴミの収集が回復するまでの長期間でも、臭気がなく、衛生的に処理ができます。

災害用トイレ『ほっ!トイレ』

これまで災害用トイレの処理剤として販売されている商品は、オムツにも使用されている高分子吸水ポリマーであり、“ただ固化”させるもので雑菌の除菌もそのまま、悪臭もそのままの状態でありました。

当社のほっ!トイレの薬剤は石灰(カルシウム)の作用により糞便中の雑菌を除菌。糞便の臭気の元である雑菌が除菌されるので臭気やガスの発生が長期的にありません。糞尿が写真のように固まり、長時間経っても元の糞便に戻ることはございません。

石灰は、鳥インフルエンザや口蹄疫の発生時に鳥小屋や牛舎を消毒するのに使用されています。石灰は、除菌だけでなく、糞便中の悪臭を分解したり、吸着をする効果を示します。

現在、想定されている首都圏直下地震などでは、“トイレ”に関して下記の状況が想定されます。これまでの他社の処理剤ではこのような課題は解決できません。

当社のほっ!トイレ処理剤だけは、下記の課題を解決します!!

ごみの収集が回復するまでの長期化。

東日本大震災でもガレキの完全撤去まで何か月もの長期間を要しました。東京のような大都市では、建物などのガレキのほか、食器などの廃棄物の発生も合わせると膨大の量の震災由来の廃棄物が発生し、その完全撤去、ごみ収集の回復まではかなりの長期化が懸念されます。

高層ビルのオフィスでの悪臭による被災生活の悪環境

高層ビルでは、窓が開かないので換気もできません。空調も止まった状態での温度上昇も加味され、糞便袋の悪臭が立ち込めます。

疫病発生の2次災害の懸念

震災由来の糞便の消毒がなされず、長期間放置されることにより疫病の発生が懸念されます。排便中の雑菌をそのまま増殖させる状況を放置させれば、被災後の人々の体力低下からも疫病の蔓延などの可能性が高まります。実際に2010年に発生したハイチの大地震では、被災後にコレラが蔓延し、感染者数は65万人を超え、死者8100人以上の犠牲者が出たと報道されています。(AFPBB NEWS 2013年5月9日付報道)二次的な疫病蔓延は、復旧・復興を遅らせる要因ともなりました。