September 1, 2017

Hi!Toilet(バリアフリー屋外トイレ)の開発まで①

Test

きっかけ
当社は、これまで国立障害者リハビリテーションセンター研究所・福祉機器開発室(以下『国リハ』という)主催の『排泄問題ワークショップ』に2012年、2013年と参加し、国リハと共同で肢体不自由者の排せつ介護消臭剤『よかレットジェル』を製品化しました。

2014年には代表取締役足立寛一が代表理事を務める一般社団法人EFC防災、介護、トイレのバリフリーが国リハと共同で障害者・高齢者の防災対策を進める『災害対策チェックキット 自分で作る安心防災帳』を開発しました。

また、盲導犬総合支援センターの依頼で盲導犬ユーザーのために製品化した『盲導犬用処理剤』を ペット向けに開発したのが『わんこのUNCO』です。

障がい者の方々とのお仕事を通じて、お出かけの時、特に屋外イベントや観光地ではバリアフリートイレが少なくて困るとのお声を数多く聞き、 『災害対策チェックキット 自分で作る安心防災帳』 の開発時も災害時もちゃんと使えるトイレが避難所に無いなどの声を障害を持つ被災者からお聞きしていました。

2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、障がい者・高齢者の方にも安心して使用でき、日本の技術が世界に発信できるようなトイレを作りたいと思い、バリアフリートイレの開発を決意しました。

ちょうど、そのころに厚生労働省の平成29年度障害者自立支援機器等開発促進事業に採択されHi !Toilet 誕生のきっかけができたのです。

⇒その②に続く

本開発プログラムは、一社) 人間生活工学研究センターに試験内容を評価頂き、人間工学実験倫理審査の承認を受け、承認を受けたプロトコルに従って実施しました。使用している当事者の画像はご本人の承諾を受け使用しています。